im Augenblick

ドイツ語圏あれこれ

舞台『Woodcutters ― 伐採 ―』 トーマス・ベルンハルト作 & ウィーン演劇

日本で楽しめるドイツ語圏の舞台作品と、関連書籍のご紹介です。
 
 
 毎年秋に東京で開催の国際舞台芸術祭、FESTIVAL/TOKYO。
ドイツ語圏の作品も多く取り上げて下さるのでいつも楽しみなフェスティバル。
今年はドイツ語圏からはダンスが2作品、に加えて、
ポーランドからの作品ですが、原作がオーストリアの作家さんということでご紹介。
 

 

 
『Woodcutters ― 伐採 ―』
翻案・美術・照明・演出: クリスチャン・ルパ
作: トーマス・ベルンハルト
10/21 (金) ─ 10/23 (日) 東京芸術劇場 プレイハウス
 

www.festival-tokyo.jp

 

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ポーランドの巨匠・クリスチャン・ルパが演出するのが、
オーストリア人作家トーマス・ベルンハルトの小説『Holzfällen』。
舞台は自殺した女優の葬儀の後に開かれたアーティスティック・ディナーを舞台に、
集まった人たちがあれやこれやと(ざっくり)。
「スタイリッシュな空間に映し出される、芸術と社会の退廃」を4時間強がっつり。

 

また舞台上演に先駆けて、オーストリア演劇をご専門に研究されている
寺尾格先生(専修大学教授)によるレクチャーも。
 
F/Tトーク[ トーマス・ベルンハルトとウィーン演劇 ]
10/19(水) 19:00 東京芸術劇場 アトリエイース

www.festival-tokyo.jp

作者トーマス・ベルンハルトについてはもちろん、原作の舞台であるウィーンの演劇事情についてもお話して下さるようです。
すごくチャーミングな先生でお話も面白いので、これも楽しみ。
 

ウィーン演劇については、寺尾先生の『ウィーン演劇あるいはブルク劇場』(論創社2012)にも詳しく書かれていらっしゃるので、レクチャーで興味を持たれた方にはこちらもおすすめです。こちらの本もすごく面白いので、改めてどこかでご紹介したい。

ronso.co.jp

 

 

ベルンハルトは最近日本でも翻訳が出版されていて

『ある子供』『消去(新装版)』など、小説が今年だけで2作。

www.msz.co.jp

shoraisha.com

 

戯曲はドイツ戯曲選に2本。
 

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